第12期会の皆様は、1970年(昭和45年)3月17日(火曜日)に卒業されました。54年前の午前10時から11時30分の出来事を、目を閉じて思い出してみて下さい。
卒業式は石川誠一校長の式辞から始まり、来賓の方々の挨拶は覚えていません。そして、卒業生答辞をC組谷口和繁さんが述べられ、最後「東山中で学んだ誇りを生涯持ち続け、平和と繁栄の21世紀のにない手となるよう、がんばるつもりです」の言葉で締められ式は終了しました。
女子126名、男子157名、合計283名(病気療養の為原級留意1名)が新たに加わり、卒業生総数4.888名(証書番号はA組の井波隆一さんが4.606番からH組岩本典子さんが4.888番)となりました。正直なところ、卒業生総数も今回見た資料で分かりました。又、証書番号がある事も初めて知りました。そして、井波隆一さんが12期の男子1番で、女子の1番は4.624番で稲葉和子さん、同じ「い」なのに岩本典子さんが、全体の最後にきているのも面白いですね。何かの法則があるのでしょうか?私自身も、資料を見てはじめて知り驚きました。余談ですが、12期会長の黒川裕行さんは4.610番で5番目です。
そんな仲間が54年後、今年(2024年11月23日)「古希」の記念同期会に遠くは海を越えてカナダからも参加して頂き、大手町サンケイプラザに集まってくれた仲間は67名と、過去最高の参加人数となりました。
当日は会を始める前に、臨時総会が開かれ、新会長、新役員8名が信任され、会が発足した当時に作られた会則を今回改正しましたので、その承認も集まった方々から頂き、無事総会を終了する事が出来ました。
同期会は新会長の挨拶から始まり、会場正面のスクリーンには卒業アルバムから抜粋した懐かしい写真のスライドが映し出され、BGMは担当者が一人で、入学してから卒業するまでの3年間にヒットした内外のチョイスした100曲を、こちらもスクリーンにレコードジャケットの画像と共に常に流れていました。
そんな中、ある参加者の「久しぶりなのに、そんな感じがしない。中学時代はほとんどお付き合いが無かったのに、親しくお話が出来る。55年ぐらい前の東山のご縁をこれからも大切にしたいです。」という感想を聞き、私も共感しました。
後半にはA組の入江敏郎さんよる「東山中今昔物語」のプレゼンもあり、終始笑顔で楽しく喜んで頂き、閉会を迎える事が出来ました事は、同期会開催までに多くの時間と労力を費やして来た幹事の方々の、努力が喜びと笑顔に変わった瞬間を、体感でき満足出来たと思います。2次会には、大半の54名が参加頂き、3次会では、どうせ古希を迎えた連中の集団と、舐めていたお店側がビックリするほど他のお客さんよりも超元気に、ここでも盛り上がりました(後日談)。
翌日の朝、目が覚めて「燃え尽き症候群」になっていないか心配でしたが、それどころではなく、クラス写真・集合写真の送付、会計報告書の作成等、仕事はまだまだ残っていました。各担当の係の方々ご苦労様です。
幹事はボランティアのかたまりではありますが、その後にやってくる達成感が気持ち良いのでしょうね。すでに、次回の同期会の企画を練っている幹事もいるとか・・・。
以上、卒業式の意外な発見と、「古希」記念同期会の報告です。これを読んで次回は参加すると思って頂けたら幸いです。
12期生幹事
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